「東京一極集中」が大きな話題となっている。総務省が2024年1月30日に発表した23年の「人口移動報告」によると、転入超過となった都道府県は東京のほか、神奈川、埼玉、千葉、大阪、滋賀、福岡の7都府県のみ。東京の転入超過数は6万8285人で、2位の神奈川県の2万8606人、3位の埼玉県の2万4839人を大きく上回っている。残りの40都道府県は転出超過だ。しかしこれに「国外からの人口流入」を加えると、状況が変わってくるという指摘