鈴鹿に10万1000人の大観衆が詰めかけた。小林可夢偉が表彰台に立った、あの2012年以来の10万人超えだ。角田裕毅はその大観衆の目前で、9番グリッドからスタートする。予選は、アルファタウリAT04の実力をすべて出しきる渾身の走りだった。それもQ1、Q2、Q3と、すべてのラップを完璧に決めた。金曜日には10台中10番目のクルマだったのを、セットアップの変更とドライビングでここまで持ってきたのは、まさにチームと角田の