恒大集団の経営危機は、中国の不動産業界が抱える債務問題の根深さを象徴している(写真は同社ウェブサイトより)中国の不動産大手の恒大集団(エバーグランデ)で、深刻な経営危機が表面化してから約2年。同社は7月17日夜、開示を延期していた2021年と2022年の通期決算を発表した。それらによれば、2年間の純損失は単純合計で8120億3000万元(約15兆7021億円)に上り、恒大集団の傷の深さが改めて浮き彫りになった。巨額赤字の主