20年以上にわたる自民・公明の連立が曲がり角を迎えている。衆院小選挙区の「10増10減」をめぐる選挙区調整で、公明は「東京における自公の信頼関係は地に落ちた」として、東京で両党の協力関係を解消し、次期衆院選で東京の自民候補者に推薦を出さないことを通告した。公明は、協力解消は東京限定で「連立に影響を及ぼすつもりはない」とするが、「やはりこれは、全国にも波及すると思う。いろいろな形で」(立憲民主党・泉健太代