健康長寿と食生活の関係性を研究するため、世界中の人々の血液と尿を採取。研究のためなら命がけで少数民族の村にも入る調査スタイルで、いつしか“冒険病理学者”と呼ばれるようになった。大ブームを巻き起こしたあのカスピ海ヨーグルトを日本に持ち帰ったのも家森さんだ。研究ひと筋の人生を支えてきた家族の思いと、情熱の原点に迫る―。【写真】初めて血圧測定を受けるマサイ族現地調査のパイオニア医食同源というけれど、