物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.1%減となったことが、厚生労働省が発表した10月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。10月の一人当たりの平均現金給与総額は27万1333円で、前年同月比が1.5%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は1.4%増の26万4597円で、所定内給与は1.3%増の24万4509円、所定外給与は1.9%増の2万88円。特別に支払われた給与は、6.8%増の6736円。