物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.4%減となったことが、厚生労働省が発表した9月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。9月の一人当たりの平均現金給与総額は27万256円で、前年同月比が1.1%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.8%増の26万3101円で、所定内給与は0.8%増の24万4054円、所定外給与は0.4%増の1万9047円。特別に支払われた給与は、13.3%増の7155円。