物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.6%減となったことが、厚生労働省が発表した8月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。8月の一人当たりの平均現金給与総額は27万6366円で、前年同月比が0.9%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は1.3%増の26万2978円で、所定内給与は1.4%増の24万3809円、所定外給与は1.0%増の1万9169円。特別に支払われた給与は、7.4%減の1万3388