上の画像は、NASAのマーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)が撮影した冬の火星の南極です。撮影日時は2018年5月13日となっています。火星では春になると地中の二酸化炭素が加熱され昇華し、火星表面に「アラネイドフォーム・テラリアン(araneiform terrain)」と呼ばれる、まるでクモのような土手を形成します。そしてこの地中にガスは閉じ込められるのです。やがてガスの圧力が高まると、地上へと噴出し周囲に黒い塵を