「わし星雲」の中央には、若い星団で構成される「NGC 6611」が存在します。またわし星雲の南側には、星々が誕生する「創造の柱」と呼ばれる領域があるのです。上の合成画像は、「チャンドラ」X線宇宙望遠鏡と「ハッブル」宇宙望遠鏡がX線と可視光線で捉えた、地球から5700光年離れた領域です。可視光線による観測では、青緑色と茶色で星間ガスと塵、そしてピンク色のドットが星を示しています。一方X線による観測では星から発