是枝裕和監督の「万引き家族」が、カンヌ国際映画祭の最高賞(パルムドール)を受賞したことは記憶に新しい。この嬉しいニュースを受け、林芳正文科大臣は6月7日の国会で、対面で祝意を伝えたい意向を示したが、是枝監督が「公権力とは距離を保つ」と祝意を辞退する意思を自身のサイトで明らかにした。「文化庁から助成金をもらっているのにおかしい」との批判もあるが、「公権力と距離を取るのは当然だ」などと擁護の声も上がって