高野山(和歌山)の寺院に勤める40代男性僧侶のうつ病が労災と認定された。僧侶の労災認定は非常に珍しいという。共同通信の報道(4月7日)によると、男性は午前5時前から、長いときは午後9時過ぎまで働いていた。朝の読経など、宿泊者の世話をしながら寺院の通常業務にも従事していたためだ。男性がうつ病を発生した2015年は、高野山開創1200年にあたり、44万人超が宿泊。働く時間も長くなり、1日も休みがない月が3回もあったそう