新しく就職した人の割合が離職した人の割合を4年連続で上回ったことが、厚生労働省が発表した2016年の雇用動向調査結果で分かった。2016年の1年間の入職者は767.7万人(年初の常用労働者数に対する割合15.8%)、離職者は726.4万人(同15.0%)。この結果、事業所の新設や閉鎖等の影響を除き、常用労働者数は41万人の増加となった。これを就業形態別に見ると、一般労働者は入職者424.2万人(年初の常用労働者のうち一般労働