物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.8%減となったことが、厚生労働省が発表した17年7月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。7月の一人当たりの平均現金給与総額は37万1808円で、前年同月比が0.3%減となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.5%増の26万1652円で、所定内給与は0.5%増の24万2487円、所定外給与は0.1%増の1万9165円。特別に支払われた給与は、2.2%減の11万