厚生労働省が長時間労働などが疑われる事業場に対して実施した監督指導の結果によると、約4割の事業場で違法な時間外労働が行われていたことが分かった。2016年4月から2017年3月までに監督指導を実施した2万3915事業場のうち、違法な時間外労働を確認したのは1万272事業場(全体の43.0%)だった。業種別で違法な時間外労働が最も多かったのは「製造業」で2817事業場。次いで「運輸交通業」が2009事業場、「商業」が1479事業