ジェイミー・フォックス、性転換ジョークでドン引きされて大炎上
クエンティン・タランティーノ監督・脚本作『ジャンゴ 繋がれざる者』に主演した黒人俳優ジェイミー・フォックス(47)が、ブルース・ジェンナー(65)をジョークのネタにしたことで非難の的になっている。
3月29日(日)にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われた『アイハート・ラジオ・ミュージック・アワード』で、イギー・アゼリアやジェニファー・ハドソン、ニック・ジョナスらをステージに紹介する際のことだった。ジェイミーは、アメリカで人気となったリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で知られるブルースの性転換を引き合いに出し、「今夜はかなり画期的なパフォーマンスも用意しているんだ」「ブルース・ジェンナーも音楽を披露してくれる予定さ。彼は男のパートも女のパートも1人2役でこなしてデュエットを見せてくれるのさ」と辛辣なジョークを飛ばしていた。
ブルースは十種競技の元世界記録保持者で、1976年モントリオールオリンピックの金メダリスト。最近、念願の女性化を果たすため性転換手術を受けたことでも知られている。
しかし、観衆はすっかりドン引きしていまい…しかし、このジョークに、式典の観衆はすっかりドン引いてしまったようで、笑いを誘えなかったどころか、その直後にはツイッター上での非難の嵐が巻き起こって大炎上してしまった。
ブロガーのペレス・ヒルトンは「ブー! 全国テレビでジェイミー・フォックスに性転換嫌悪の発言を許すなんてアイハート・ラジオよ、恥を知れ! ブルース・ジェンナーのジョークは間違っていた!」と綴っており、「ジェイミー・フォックスはカイリーが観衆にいる中、ブルース・ジェンナーを持ち出して性転換嫌悪の冗談をするなんて。大人になって、知識をつけろ」と投稿しているユーザーもいれば「ジェイミー・フォックスのブルース・ジェンナーの性転換に対する冗談は全くもって失礼だった。まったく面白くない」と批判するユーザーもいた。
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