中国地方 広島県南部スギ花粉飛散開始も 今日15日雪舞う寒さ
広島県南部はここ数日の春らしい陽気に促され、スギ花粉が飛散開始となりました。しかし今日15日(水)は、山陰や中国山地沿いで雪が降り、真冬並みの寒さとなっています。この先も春と冬が行きつ戻りつで寒暖差が大きいでしょう。風が強い日や気温が高くなる日はスギ花粉の飛ぶ量が多くなる見込みです。
スギ花粉 広島県南部は2月13日飛散開始
花粉の「飛散開始日」とは、1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した最初の日を、その観測地点の「飛散開始日」としています。
広島県の南部に位置する広島市は、2月13日がスギ花粉の飛散開始となりました。
今日15日(水)は雪舞う寒さ
今日15日(水)の中国地方は上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置となっています。山陰や中国山地沿いは断続的に雪が降っています。
日中の最高気温は5度に届く所は少なく、北寄りの風が冷たく、真冬並みの厳しい寒さとなるでしょう。
夜には寒気の流れ込みがおさまってくるため、雪の降る所は少なくなる見込みです。
ただ、明日16日(木)朝にかけては、路面の凍結や積雪にご注意ください。
週間天気 春と冬が行きつ戻りつで寒暖差「大」
向こう一週間の中国地方は、週末にかけて再び春のような暖かさとなりますが、天気は下り坂へと向かうでしょう。
18日(土)と19日(日)は前線や湿った空気の影響でくもりや雨の天気となる見込みです。
そして、20日(月)からは再び寒気が流れ込み、冬型の気圧配置となるでしょう。山陰や山陽北部を中心に雪が降り、真冬並みの寒さとなる日もある見込みです。
寒暖差が大きくなるため、体調を崩さないようお気をつけください。
週間花粉情報 中国地方各地で本格的飛散に
向こう一週間は、晴れて気温が高くなる日や、風が強く吹く日にスギ花粉が飛ぶでしょう。
中国地方各地で本格的にスギ花粉が飛び始め、多く飛ぶ所もある見込みです。
花粉症の方は、外出時はメガネや帽子、マスクを付けたり、綿や化学繊維など凹凸が少ない素材の衣類を選ぶなどして、花粉の付着を抑えてください。
帰宅時は身体に付着した花粉を取り払い、うがいや洗顔をするなど、万全な対策をなさってください。