日経平均株価が2万円でも上昇率は約15%。 上がる個別株で年間30%アップを目指せ! 注目の3銘柄を誌面から特別に紹介!

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今年、首尾よく15年ぶりに日経平均株価が2万円に到達したとしても、今の日経平均株価の1万7000円台後半からの上昇率で考えるとわずかその率は15%程度。株を買うのだからもう少し高い上昇率を狙いたいという人のために、1年で30%アップを狙う株を、発売中のダイヤモンド・ザイ3月号から公開しよう。

ダメ銘柄の影響を受ける平均株価の
成績に騙されてはいけない!

「14年末についに日経平均株価が悲願の1万8000円台回復!」と聞けば、2014年も13年に続いて日経平均株価が派手に上昇したというイメージを抱きがち。だが、実は14年の1年間の日経平均株価は10%未満の上昇にすぎない。

 今年、15年ぶりに日経平均株価が2万円に到達したとしても、実は上昇率で考えると15%程度。相撲でいう8勝7敗など、勝ち越しを狙うだけならそれでもいいが、個人投資家の多くが目標とする「年間30%以上」儲けたいなら、好業績やテーマ性などでマーケットの人気が集中する個別株で勝負すべきなのだ。

 実際、日経平均株価の上昇率が1桁だった14年でも、30%以上の上昇率を記録した株はたくさんある。そして、そういった可能性を秘めた株を33人のプロが厳選して、番付の形で公開したのが、今発売中のダイヤモンド・ザイ3月号の大特集「最強日本株5大番付」の60銘柄だ。

 今回は、10万円株、高配当株、大型株、中小型株、新興株の5つの番付を紹介しているが、話題のテーマ株はもとより、10万円株、大型株、中小型株、新興株の各番付からこれぞと思う株をチョイスして組み合わせれば、最強布陣が完成。もちろん、すべての株は2年目となるNISA(少額投資非課税制度)との相性もバッチリだ。

 番付銘柄は中長期で上昇が狙える株がほとんど。買いチャンスを待って、気長に保有すればいい。ただし、想定外の大きな損で相場から脱落することがないように、リスクや損切りラインも明記した。

日本株の増益率は世界でもトップ級、
日銀などの買いもあり下値も固い!

 15年は日本株にとって追い風も吹いている。SMBC日興証券の阪上亮太さんは「円安の恩恵もあり、来年度の日本株の増益率は世界でもトップクラス。また、下落局面では日銀による買いもあるため、下値も堅い」と解説する。

 また、阪上さんと野村證券の松浦寿雄さんが注目するのは「実質賃金の上昇」。春闘で実質賃金上昇が顕在化すれば、年の後半には内需関連にスポットが当たる可能性も。

 一方で、マネックス証券の広木隆さんは不動産株に注目する。原油の急落もあって、足元では物価上昇が鈍っている。2%の物価目標を達成するため、日銀がさらなる追加緩和に踏みきれば、不動産市場への資金流入がいっそう活発化。「不動産株をはじめ、13年に株価が上昇して、14年にお休みした(上昇しなかった)含み資産株で、15年に業績が再加速する銘柄は要注目です」(広木さん)。

 では、番付の上位に入った3銘柄を、ここで紹介しよう。その銘柄とは、レーサム(8890)、デリカフーズ(3392)、N・フィールド(6077)。それぞれの銘柄のポイントは銘柄欄を見てほしい。

 さて、冒頭でも紹介したが、ダイヤモンド・ザイ3月号では、今回紹介した3銘柄の他にも、5つの番付について、横綱、大関、関脇、小結など、今年の主役となる期待が高い株がわかりやすい解説付きで載っている。そして、NISA向けの株にはNISAマークも付いている。2015年の最初の日本株選びにダイヤモンド・ザイ3月号をぜひ役立ててほしい。優待名人こと桐谷さんの特大保存版付録「株主優待桐谷チョイス100<2015年版>」に加え、投資家必読の見ながら書き写す&入力だけでOKの「カンタン&ラクラク確定申告」もバッチリ掲載でお買い得だ。