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日経リサーチは6日、人材の多様化や能力を引き出す環境作りなどを実施している「人を活かす会社」のランキングを発表した。同調査は企業439社と20歳〜59歳までの従業員1,000人以上の企業に勤務する正社員1,582名を対象に実施されたもの。調査期間は企業編が6月30日〜7月下旬、ビジネスパーソン編は7月23日〜28日。

ソニーパナソニックは順位を落とす

同調査の結果、2014年の総合首位になったのはSCSK。昨年2位からのランクアップで首位獲得は初めてとなる。同社は、「雇用・キャリア」が3位、「ダイバーシティ経営」が9位など、評価を構成する4側面全てトップ10に入る高評価を獲得した。

入れ替わりで2位に後退したのは富士フイルムホールディングス。「職場環境・コミュニケーション」ではトップに立ったものの、昨年1位だった「雇用・キャリア」が12位に大幅ダウンしたことが響いた。

3位は日立製作所。同社は「育児・介護」「職場環境・コミュニケーション」の分野で6位に入った。

昨年のランキングと比較すると、東芝(昨年27位)、ダイキン(昨年28位)が大きく躍進しトップ10入り。一方、パナソニックが22位(昨年4位)、ソニーが31位(12位)と大幅に順位を落とした。