古巣ドルトムントに復帰した香川真司さんが、復帰戦でいきなりのゴールを決めました。

昨シーズン、マンチェスター・ユナイテッドでは公式戦ノーゴールという不本意な結果に終わった香川さんですが、「チカラはある」「信じて使えば結果を出す」「仕事をしないのは使い方が悪いだけ」ということを初戦で証明して見せる結果となり、日本でも多くのファンが歓喜に沸いています。



そんな中、日本以上に沸いているのがドルトムントの人々。

試合前には「カーガワーシンジー」の大合唱を響かせ、スタンドには日の丸や「香川真司」とたどたどしい漢字で書かれたハチマキを締める人の姿も。2010-2011シーズン、2011-2012シーズンと連続でリーグ優勝を成し遂げたときの主力である香川さんに対して、単なる新戦力以上の期待感を持っている模様です。

香川さんがいなくなってからの2シーズンは優勝を逃しているだけに、英雄の復帰に対する想い、並々ならぬものがあるのでしょう。復帰ゴールを決めた際には、ドルトムントの公式ツイッターも歓喜の爆発を見せ、ちょっとぶっ壊れた感じになってしまったほど。

■カガワアアアアアアアアアアと大絶叫するドルトムント公式ツイッター


しかし、一見ぶっ壊れたように見えるこのツイート。よく見ると、そこにはわずかな落ち着きの残り香も。この文面をコピペして自分でつぶやこうとするとわかりますが、このツイートはツイッターの文字数上限である140文字ピッタリなのです。

「カガワアアアアアアアア」と爆発しながらも、得点経過など必要な情報を書き記してから、「A」の文字をちょっと削ったり足したりしていたであろう担当者。

その姿を想像すると、最大限に爆発しつつも、「カガワがこれぐらいやれるのは知っていたよ」とでも言うかのような冷静さも感じさせます。信頼してくれるチームでの香川さんのさらなる活躍、この調子なら今後も期待できそうですね。

(文=フモフモ編集長 http://blog.livedoor.jp/vitaminw/