伊紙、本田に最低点「『日出ずる国』日本があっという間に沈んだ」

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 セリエA第35節が25日に行われ、ローマと日本代表MF本田圭佑の所属するミランが対戦。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチとコートジボワール代表FWジェルビーニョの得点で、ローマが2−0と勝利し、9連勝を飾った。

 同試合で先発出場した本田は、左足首の捻挫から3試合ぶりに復帰したが、79分に途中交代。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同試合の採点を発表し、本田にはチーム最低タイとなる「4.5」を付けた。(最高点10、最低点1)

 同紙は、「質の高いバイクの名前を持つホンダは、チームを活発に動かすことができず、自身のパフォーマンスの面でも走りが十分ではなかった。1対1の場面で輝きを放つことはなく、自信のないサポート、無謀なシュートと、ローマの装甲された堅固な守備に対し、三輪車で挑むカミカゼのようであった。『日出ずる国』である日本があっという間に沈んでしまったようである」と、厳しく寸評している。

 本田と並び、イタリア代表FWマリオ・バロテッリに最低点となる「4.5」が与えられ、ミランでは、イタリア代表MFリッカルド・モントリーヴォの「6」が最高点だった。マン・オブ・ザ・マッチは先制点を決め、採点「8」を獲得したピアニッチが選出されている。