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ファミリーマートは11日、同日に開催した2014年度春季労使協議において、基本給を5,000円引き上げるベースアップを実施することを決定した。組合の要求に満額回答した。ベースアップを行うのは2012年以来、2年ぶり。

ベースアップの対象は管理職を含む全正社員。これにより、月例給は定期昇給1.4%とベースアップ1.5%を含め、平均約3%、約1万円アップする。

同社は、2013年度を「次の10年を決める勝負の年」とし、過去最大となる出店を行うなど、ブランド力の向上に取り組んできた。2014年度は、景況感の改善などを背景に変化する消費環境に対応するとともに、社員のモチベーションアップを図り、さらなる業績拡大につなげるため、今回のベースアップを行うことを決定したという。

加盟店に対しては、過去最大規模の支援経費を投入し、収益向上に向けた各種施策を実施していくとしている。

(御木本千春)