プロ野球史に残る舌戦、因縁の二人が再会
11日放送、テレビ朝日「お願い!ランキングGOLD 特別編 大きなお世話TV」では、元巨人・駒田徳広氏と元近鉄・加藤哲郎氏が共演。1989年の日本シリーズでプロ野球史に残る舌戦を繰り広げた因縁の二人が番組の対談企画で再会を果たした。
巨人と近鉄の間で争われた当時の日本シリーズは、近鉄が3連勝で大手をかけると、3戦目に登板した加藤氏が試合後のヒーローインタビューで「打たれそうな気はしなかった。たいしたことなかった」とコメント、この発言が巨人選手を発奮させたのか、その後、巨人が4連勝で逆転の日本一に。第7戦で加藤からホームランを打った駒田はダイヤモンドを走りながら「バカ」と言い返していた。
対面すると、「20数年前の話、まだやりますかね」という加藤氏は「この番組がどっちかが謝るとかいう話だったら出ないよっていう気持ちだったですね。なんで俺が謝るんだっていう」と続けると、駒田氏も「勢い余って何が悪いんだって思ってるしね」と同調した。
だが、「バカ」発言については「後ろめたい」と切り出した駒田氏。加藤氏は「僕も後でVTR見て気付いた」と答えつつ、「その時期、もし本当に聞こえていたら、次の打席とか間違いなく当ててますからね。シーズン中もずっとそういうふうにやってきているんで。自分が痛い目にあったらお返しじゃないけど」とキッパリ。「やっぱりプロ同士が敵対視して戦う。言われても別にどってことない。ただ僕はお返しするだけで、お返ししたらお返しされる。そういう時代だった」と説明、これを聞いた駒田氏も、後ろめたい理由を「僕はいっぱい暴言を吐いてきたけど、ファンとか世論に後押しして貰った暴言はこれだけ。それに僕はのってしまったっていう。普通はのらない。(暴言は)言うんだけど、のってしまってやった行動だから」と語った。
また、加藤氏は自身を発言を「当時、近鉄って巨人相手に3連勝したわけじゃないですか?“どうですか?”って訊かれて、どうですかもなにも弱いに決まってるだろっていう感覚があった」と説明。駒田氏も「実は、言われた時に僕自身はそらそうだろって。3回やって3回負けるんだから弱いって言われてもしょうがないなって気持ちはあった」と振り返ったが、「ちょっとだけ胸を張れるのは、ただ7戦までいった日本シリーズじゃないんだぞっていう」とも。この言葉に加藤氏も「20数年経って、まだ話題に残るっていう、ある意味よかった」と答え、対談後はガッチリ握手を交わした。
巨人と近鉄の間で争われた当時の日本シリーズは、近鉄が3連勝で大手をかけると、3戦目に登板した加藤氏が試合後のヒーローインタビューで「打たれそうな気はしなかった。たいしたことなかった」とコメント、この発言が巨人選手を発奮させたのか、その後、巨人が4連勝で逆転の日本一に。第7戦で加藤からホームランを打った駒田はダイヤモンドを走りながら「バカ」と言い返していた。
だが、「バカ」発言については「後ろめたい」と切り出した駒田氏。加藤氏は「僕も後でVTR見て気付いた」と答えつつ、「その時期、もし本当に聞こえていたら、次の打席とか間違いなく当ててますからね。シーズン中もずっとそういうふうにやってきているんで。自分が痛い目にあったらお返しじゃないけど」とキッパリ。「やっぱりプロ同士が敵対視して戦う。言われても別にどってことない。ただ僕はお返しするだけで、お返ししたらお返しされる。そういう時代だった」と説明、これを聞いた駒田氏も、後ろめたい理由を「僕はいっぱい暴言を吐いてきたけど、ファンとか世論に後押しして貰った暴言はこれだけ。それに僕はのってしまったっていう。普通はのらない。(暴言は)言うんだけど、のってしまってやった行動だから」と語った。
また、加藤氏は自身を発言を「当時、近鉄って巨人相手に3連勝したわけじゃないですか?“どうですか?”って訊かれて、どうですかもなにも弱いに決まってるだろっていう感覚があった」と説明。駒田氏も「実は、言われた時に僕自身はそらそうだろって。3回やって3回負けるんだから弱いって言われてもしょうがないなって気持ちはあった」と振り返ったが、「ちょっとだけ胸を張れるのは、ただ7戦までいった日本シリーズじゃないんだぞっていう」とも。この言葉に加藤氏も「20数年経って、まだ話題に残るっていう、ある意味よかった」と答え、対談後はガッチリ握手を交わした。