リクルートジョブズが同社の求人メディアに掲載された求人情報からまとめた8月の派遣スタッフ募集時平均時給調査によると、三大都市圏（関東・東海・関西）の平均時給が3カ月連続で増加し、1500円を超えたことが分かった。

　三大都市圏の平均時給は前年同月比1.4％増の1501円で3カ月連続の増加。7月の1497円を上回り、過去3年で最も高い水準を更新した。

　職種別に前年同月と比べると、営業・販売・サービス系1358円（2.3％増）、オフィスワーク系1452円（0.8％増）が増加し、ともに過去3年で最も高い水準となっている。

　一方、減少したのはIT・技術系1814円（2.5％減）、クリエイティブ系1581円（0.6％減）、医療介護・教育系1440円（0.1％減）。IT・技術系は8カ月連続の減少となった。

　地域別に前年同月と比べると、関東1563円（1.0％増）、東海1326円（0.8％増）、関西1351円（1.4％増）。関東と関西は2カ月連続、東海は4カ月連続の増加。関西と東海は過去3年で最も高い水準となっている。

上場企業の平均年収 600万円､業種間の格差大きく
求人広告 40カ月連続で増加､求人サイトは3カ月連続で30％超の増加
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