ポゼッションサッカーではなく、ただ攻撃的に戦っただけのサッカー。選手たちを批判するべきだとは言わない。しかし、選手たちですら望んでいないような擁護をして何の意味がある?
イタリアの監督や選手たちによる賛辞の言葉は嫌味にしか聞こえない。お前ら弱いのによく頑張ったな、そう言われているようにしか聞こえない。南アフリカW杯前、パク・チソンが「歴代の日本代表の中で最も弱い」と当時の岡田ジャパンの事を酷評したが、その言葉の方がよほど愛があると思う。私は、イタリアの監督や選手たちから負け惜しみの声が聞きたかった。私は、バロテッリが問題児振りを発揮して、ふてくされたり、退場になったり、そういう姿が見たかった。むしろこの試合のバロテッリは普通の選手だった。それでも日本代表は善戦したと言えるのか? スコアが「3−4」だったからそうなのか? よく考えてみて欲しい。
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