世界の食と旅行についての情報を発信する米国のブログ「ragingcravings」では、米国人女性が日本で食べたおいしい食べ物について語っている。

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 世界の食と旅行についての情報を発信する米国のブログ「ragingcravings」では、米国人女性が日本で食べたおいしい食べ物について語っている。

 食べることが好きで、世界中を旅行しておいしい食べ物を探し求めるのが趣味だという筆者は、グルメが共通の話題で結婚した夫と新婚旅行で訪日した。もともとお好み焼きが好きだった2人は旅行先も迷わず大阪に決定。大阪はお好み焼きとたこ焼き発祥の都市だと、大阪に到着したときに自分たちがかなり興奮状態にあったと振り返っている。その興奮はお好み焼きとたこ焼きの店をみるたびに強まり、まるで天国に来たような気持ちだったと語っている。

 大阪で食べたお好み焼きはしっとりしていて、甘い味がたまらなく好きだという。お好み焼きの食感は米国の食べ物では存在しないので表現しにくいが、外側は少し硬くぱりぱりしていて、内側は柔らかいと特徴を記している。

 旅行中、普通の人ならうんざりするほど、たくさんのお好み焼きを食べたという筆者。客が自分でお好み焼きやたこ焼きを作る店があり、驚いたが、実際に自分で作ってみて、日本食というと複雑な料理法を想像するが、驚くくらい簡単にできるので、料理が下手な人でも気軽に楽しめると伝えている。

 たこ焼きについては、形がボール状だが、お好み焼きと似ており、小麦粉を水で溶かした生地にタコやネギなどを入れ、外側をぱりっと焼き、中身は半生でねばねばしていると説明。

  たこ焼き職人はうまくボール状に生地を回して作り、いかにも簡単そうに見えたが、実際には自分で焼くのはとても難しかったと語っている。できあがったたこ焼きはとてもおいしく、きれいな形に作ることができた達成感と自分で作る面白さもプラスされたユニークな食べ物だと好印象を伝えている。

 帰国した筆者はお好み焼きとたこ焼きの味が忘れられず、毎日でも食べたいと思うほどだという。高級で健康的な日本食というイメージとは異なるが、素早く作れて簡単なお好み焼きとたこ焼きが米国でもますます人気がでることを期待していると締めくくっている。(編集担当:田島波留・山口幸治)