10月13日(土・現地時間)、ブラジル・リオデジャネイロ・HSBCアリーナでは、UFC153「Silva vs Bonnar」が開催され、セミファイナルでは、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとデイブ・ハーマンが激突した。

いきなり左ハイキックを2発見せたハーマンに対し、ミノタウロは組みついていくが、ハーマンが投げ、トップを奪取する。ディープハーフから、シングルレッグを狙ったミノタウロだが、ハーマンはスタンドへ戻る。

左ジャブを打ち込んだミノタウロは、ハーマンの蹴り足を掴んでケージに押し込むと、右ワキを差して左フックを放っていく。ボディと顔面を打ち分けるミノタウロに対し、距離を取ったハーマンが左ローを蹴りこむ。続くローにパンチを合わせたミノタウロは、さらに右から左を打ち込み、ダーティーボクシングからケージにハーマンを押し込む。

打撃の間合いに戻ると、ミノタウロは右ストレートをヒットさせる。ハーマンの左ミドルをブロックして組みついたミノタウロに対し、ハーマンが小手投げを仕掛ける。同体で腹這いになった両者は、スタンドに戻るとミノタウロのワンツーがヒットする。ハーマンのハイキックをブロックしたミノタウロがワンツーを放ち、組みついたところで1Rが終了した。

2R、開始早々左フックでダウンを奪ったミノタウロは、サイドから抑え込んでアメリカーナへ。そのままマウントへ移行し、パンチを連続で落とす。背中を見せたハーマンの右腕を捉えられたミノタウロは腕十字へ。左腕を差しいれて耐えるハーマンはオモプラッタを仕掛けられても、左足でミノタウロを跨いでスタンドへ戻る。

再び組みついたミノタウロを投げ捨てたハーマンは、寝技の展開を嫌がり立ち上がる。左から右をヒットさせたミノタウロ、ハーマンのヒザ蹴りに左ストレートを合わせ、組みつくとすぐにテイクダウン。再びマウントから腕十字を仕掛けたミノタウロは、後方回転をしたハーマンの腕を完全に伸ばし、昨年12月に一本負けを喫したフランク・ミア戦から復活の一本勝ちを果たした。

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