ドラマ『息子たち』制作発表会で会う個性豊かな3人息子

写真拡大 (全30枚)

【19日=KEJ郭玟子】 MBC週末連続ドラマ『息子たち』 (演出キム•ギョンヒ、脚本キム•ジス)の制作発表会が9月18日、ソウル汝矣島63ビルで開かれた。

9月22日に初放送を迎える『息子たち』は、ユ家の個性あふれる3人の息子たちの結婚と離婚を通して、家族愛と夫婦の意味を振り返る本格家族ドラマ。イ•ソンジェ、ミョン•セビン、リュ•スヨン、ソ•イングクらが息を合わせた。ユ家の長男ユ•ヒョンギ役は俳優イ•ソンジェが引き受けた。•ヒョンギは事故で妻を失い、再婚どころか未だに死んだ妻以外の女性を知らない生真面目な男性。

彼はキャラクターと自身の似ている部分について「妻と2人の娘がカナダにいるが、僕が朝起きてまず一番最初にすることは鏡に貼り付けた家族の写真に話しかけること」としながら「劇中ヒョンギも先に去ってしまったた妻の写真を見て一人で愚痴をこぼすシーンが多いので、同じ“キロギアッパ(=働く父親が遠方にいる家族に生活資金を送ること)”として共感している」と述べた。彼は今回の作品を選択した理由について「家族劇を始めて10年が過ぎた。撮影をしていると心が温まるし、特有の愉快さを感じる」と所感を明らかにした。

ユ家の次男ユ・ミンギ役はリュ•スヨンが引き受けた。ユ・ミンギは死別した兄ヒョンギ(イ•ソンジェ)と離婚した弟スンギ(ソ•イングク)を目の当たりにしながら“永遠の愛などない”と主張しながらも親友の婚約者に10年も片思いしている小説家。ドラマ『烏鵲橋の兄弟たち』(12/KBS2)に続き、再び次男役を引き受けたリュ•スヨンは 「次男は長男ほど注目されないし、末っ子ほど可愛がられないので、連続して次男役を演じることは正直悩んだ」と述べた。また、10年の間片思いを続けているこの役について 「片思いをしたことがないわけではないが、10年もの間一途に思い続けられるかはわからない。本当につらい思う。愛の傷が癒えていない視聴者に、世間はそう悪いことばかりではないということをこの役を通して伝えたい」と述べた。

ソ•イングクはユ家の末息子ユ•スンギを演じた。生まれながらの浮気性なスンギは結婚3年で離婚を言い渡されるが、やることなすことどこか憎めない可愛い魅力を放つキャラクター。最近、tVNドラマ『応答せよ、1997』で、純粋な恋愛を繰り広げるユン・ユンジェ役で愛されているソ•イングクは、今回の作品で浮気者役を引き受けたことに対するプレッシャーを打ち明けた。彼は「視聴者の方がどう受け止めてくれるか正直怖かった。初放送後キムチやナムルが飛んでくるんじゃないかとか、嫌われてしまうのではなかと心配になる」とし「嫌うことも僕へ向けた一種の関心だし、それも愛だと思うので一生懸命撮影を頑張りたい」と続けた。

『ラブレイン』(12/KBS2)、『応答せよ、1997』と続けて演技者としての頭角を現したソ•イングクは、これまでの作品に接しながら感じた点について「『ラブレイン』でギム・チャンモ役を演じたときは右も左もわからない状態でチャン•グンソクさんにたくさん助けってもらった。初めてなので落ちつかなかったが、現場のシステムについて多くを学んだと思う」と述べた。『応答せよ、1997』については「自分が成長した感じがした。俳優として演技に対する執念が生まれ、演技により真剣になれた気がした」と述べ「“演技は簡単でないんだなぁ”という思いに悩まされながら、今もたくさんのことを学んで演技の勉強をしている。まだまだ先は長い」と謙遜した態度を見せた。

一方、2年ぶりにブラウン管に復帰するミョン•セビンは劇中の夫と死別した後、娘を一人で育てる未亡人ソン・イオク役を引き受けた。久しぶりに現場に復帰したことについてミョン•セビンは「年のせいか女優業が以前よりももっと好きになった。復帰できてとて幸せ」とし、「以前は撮影をしながらとても緊張したが、今はこの環境が本当に好きで現場に向かうのが楽しみ。このドラマはとても明るく、私までも幸せになる」と付け加えた。

イ•ソンジェ、リュ•スヨン、ソ•イングク3人の個性の強い息子たちが繰り広げるMBC週末連続ドラマ『息子たち』は、9月22日(土)20時40分に初放送。


.