『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』 (C)2011 Ides Film Holdings, LLC
 日本時間16日、第69回ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が発表され、ジョージ・クルーニー監督、脚本、出演作品の『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』が、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の主要4部門に ノミネートされた。

 2011年の第68回ベネチア映画祭でのオープニング上映で絶賛され、また製作総指揮にレオナルド・ディカプリオが名を連ねることでも大きな話題を呼んだ本作。現実でも2012年3月6日(火)<スーパー・チューズデー>に行われるアメリカ大統領予備選挙を舞台に、叡智を結集した究極の心理戦・頭脳戦を描き、更にその裏側に潜む不正や、知られざる陰謀・裏取引をスキャンダラスに暴くサスペンスドラマ。

 原作は実際に選挙キャンペーンで働いた経験を持つボー・ウィリモンによる戯曲「ファラガット・ノース」。主演は、物語とともに変化する主人公の人物像のみならず、クルーニーと仕事をする機会そのものに魅力を感じたという注目の若手俳優ライアン・ゴスリング。また “最も大統領になって欲しい俳優”といわれるジョージ・クルーニー自らが、大統領を目指す州知事を演じる。その他、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイ、ジェフリー・ライト、エヴァン・レイチェルウッドといったハリウッドの名だたる本格派俳優が名を連ね、厳しい機知に富んだ会話劇を巧妙に展開していく。

 日本では3月31日(土)より丸の内ピカデリー他にて全国ロードショーが決定している。

『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』ストーリー
マイク・モリス知事(ジョージ・クルーニー)の大統領選挙キャンペーンチームで働く、正義感溢れる若き野心家で戦略担当のスティーヴン・マイヤーズ(ライアン・ゴスリング)は、決戦をにぎるオハイオ州予備選討論会後、対立候補陣営から密会を持ちかけられる。さらに、彼は女性インターンとも親しくなっていくが…。この二つの出来事が選挙戦を揺るがす事態へと転じ、スティーヴンの運命をも大きく変えていく。

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