今からでも間に合う!知ったふりして映画祭デートに誘う
■4日目:25日(火)
中盤の4日目。「東京国際映画祭 in 仙台」特別上映会が実施された。仮設住宅に住まいの方を含む、仙台地区在住の皆さん招待して、映画を観て勇気や希望を持ってもらおうというイベント。今年の東京国際映画祭は「信じよう。映画の力。」という言葉を掲げていて、東日本大震災の復興支援にも力を入れている。
上映会は、MOVIX仙台にて開催された。応募総数は1,781名、そのうち約700名の当選者が来場し、『ハルのふえ』『ステキな金縛り』『カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜』『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』の新作4本が上映された。
やなせたかし原作のアニメーション『ハルのふえ』では、上映後、多くの子どもファンが詰めかける中、声優を務めた野沢雅子、戸田恵子が登壇。野沢は「生き物である以上は全部同じ気持ちだなと思った。人間が忘れがちなことを教えてくれるような原点」と本作を称え、戸田はやなせたかしの「大人の方にもぜひとも見ていただきたい。じんわりほっこりする気持ちが皆様に伝わり、癒されるのではないか」というメッセージを伝えた。仙台の子どもたちが野沢、戸田を囲んで行われたフォトセッションでは、文字通りほっこりとした雰囲気に場内が包まれた。
『ステキな金縛り』では、上映後、主演の西田敏行、三谷幸喜監督が登壇。三谷監督は「映画というのは、映画館でこうやってみんなで一緒に見る事で何倍も面白くなると思います」と話した。西田は「僕の子どもの頃の情操というのは映画館で育くまれたと言っても過言ではありません。それくらい父と母に映画館に連れて行かれました。何でも、どん欲に見ました。学校のいつも怒っている先生が『二十四の瞳』を見ている時にぼろぼろ泣いている姿を見たり、人間は心の中にいろいろなものを持っているのだと、子ども心ながらに知りました。これはぜひお子さんたちに見てほしい。みんな元気を取り戻してほしい。映画というものは本当にすばらしい力を持っていると確信している。」と熱く語った。
また、この日、23日トルコ東部地域で発生した「トルコ地震」により大きな被害に遭われた方々を救援するため、六本木ヒルズなどの会場に募金箱を設置し、義援金募金を開始した。この対応の早さから、東京国際映画祭が、映画で被災地に希望を届ける活動に力を入れていることが改めて認識できた。
中盤の4日目。「東京国際映画祭 in 仙台」特別上映会が実施された。仮設住宅に住まいの方を含む、仙台地区在住の皆さん招待して、映画を観て勇気や希望を持ってもらおうというイベント。今年の東京国際映画祭は「信じよう。映画の力。」という言葉を掲げていて、東日本大震災の復興支援にも力を入れている。
上映会は、MOVIX仙台にて開催された。応募総数は1,781名、そのうち約700名の当選者が来場し、『ハルのふえ』『ステキな金縛り』『カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜』『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』の新作4本が上映された。
『ステキな金縛り』では、上映後、主演の西田敏行、三谷幸喜監督が登壇。三谷監督は「映画というのは、映画館でこうやってみんなで一緒に見る事で何倍も面白くなると思います」と話した。西田は「僕の子どもの頃の情操というのは映画館で育くまれたと言っても過言ではありません。それくらい父と母に映画館に連れて行かれました。何でも、どん欲に見ました。学校のいつも怒っている先生が『二十四の瞳』を見ている時にぼろぼろ泣いている姿を見たり、人間は心の中にいろいろなものを持っているのだと、子ども心ながらに知りました。これはぜひお子さんたちに見てほしい。みんな元気を取り戻してほしい。映画というものは本当にすばらしい力を持っていると確信している。」と熱く語った。
また、この日、23日トルコ東部地域で発生した「トルコ地震」により大きな被害に遭われた方々を救援するため、六本木ヒルズなどの会場に募金箱を設置し、義援金募金を開始した。この対応の早さから、東京国際映画祭が、映画で被災地に希望を届ける活動に力を入れていることが改めて認識できた。