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ソニーは3GおよびWi-Fiによるワイヤレス接続に対応している電子書籍リーダー「Reader」を発表した。これにより、いつでも電子書籍の検索・購入ができる。読書の秋にぴったりな1台の魅力をさぐってみよう。発表されたのは3G+WiFiモデルの「PRS-G1」と、Wi-Fiモデルの「PRS-T1」だ。

今回、ソニーが押し出している主な特徴は3つある。1つ目は、多くの機能を持つタブレット端末ではなく、読書専用機であるということだ。ディスプレイにE Ink社の電子ペーパー「Pearl」を搭載しているため文字が見やすく目に優しいという。また、「PRS-T1」では世界最軽量の約168gを実現しているためスリムで持ち歩きがしやすい。長時間の読書にも疲れにくいのがうれしい。スタミナも十分で、1度の充電で「PRS-G1」では7週間の利用が可能だという。

2つ目は、どこでも電子書籍の検索や購入が可能だという点だ。リーダーの画面からソニーのeBookストアである「Reader Store」へいつでもアクセスすることができる。

最後は、3G接続の利用料を最大で2年間無料、というプランだ。これはソニーとKDDIとの協力により実現したプランだという。「PRS-G1」購入者は「Reader Storeプラン」と「Webアクセスプラン」の2種類のプランを選択することができ、「Reader Storeプラン」では3G接続の利用が最大で2年間無料になる。また、「Webアクセスプラン」は月額580円の定額料金でインターネットを利用することができる。

3つの主な特徴を武器に、読書に特化した端末がどれだけ広がるか注目だ。

Reader(ソニー)

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