【SCE】次世代携帯型エンタテインメントシステム「PlayStation Vita」とロンチタイトル

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株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、革新的な遊びを実現する次世代携帯型エンタテインメントシステム「PlayStation Vita」(以下、Vita)を2011年末から順次発売するとしている。

携帯ゲーム機、PSPの後継機にしてコードネーム・NGP(Next Generation Portable)が遂にベールを脱いだが、用意されたモデルはWi-Fiモデル(24,980円/249USドル/249ユーロ)と、モバイルネットワーク通信機能に対応した3G/Wi-Fiモデル(29,980円/299USドル/299ユーロ)の2機種。

ラテン語で「Life」を意味するVitaにはマルチタッチに対応した5インチ有機ELディスプレイを搭載。本体背面にはマルチタッチパッドが備わっており、双方を組み合わせて使用することで「触る・つかむ・なぞる・押し出す・引っ張る」といった立体的な感覚をゲームなどを通じて楽しむことができるようだ。

Vitaの概要と共に気になるのが今後リリースされるソフトのラインアップ。SCEでは『GRAVITY DAZE』、『リトルデビアンツ』、『アンチャ―テッド』、『みんなのGOLF NEXT』、『リアリティファイター』、『ハスラーキング』、『モッドネーション』、『ワイプアウト』、『スターストライク』などの発売を控えているようだが、他社からはあのロンチスターが名乗りを挙げている。

「リッジレーサー」(仮称)を開発
©NBGI

株式会社バンダイナムコゲームスはVita対応ソフトとして「リッジレーサー」(仮称)の開発を進めていることを発表している。

「リッジレーサー」シリーズといえば、ロンチタイトル(ゲーム機本体の発売日に発売する対応ソフト)の一角としてとして野球で言うところの勝つことを義務付けられた開幕投手のような重責を担ってきたことでも知られるロンチの顔でもある。

リッジレーサー」シリーズ ロンチの歴史プレイステーション(1994年12月3日)
■リッジレーサー(ナムコ)

プレイステーション2(2000年3月4日)
■リッジレーサーV(ナムコ)

プレイステーション・ポータブル(2004年12月12日)
■リッジレーサーズ(ナムコ)

Xbox360(2005年12月10日)
■リッジレーサー6 (ナムコ)

プレイステーション3(2006年11月11日)
■リッジレーサー7 (バンダイナムコゲームス)

ニンテンドー3DS(2011年2月26日)
■リッジレーサー3D
(※カッコ内は発売日)

発売時期などは明らかにされていないが、ロンチというポールポジションを担うことになるのか、今から年末が楽しみなゲームファンも多いことだろう。


▼外部リンク

報道関係者向け情報|バンダイナムコゲームス公式サイト
次世代携帯型エンタテインメントシステム『PlayStation Vita』向けに
「リッジレーサー」(仮称)
(PDFファイル)


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