コラム「心理的考察日誌」

第七回目となるyotuaの「心理的考察日誌」。今回のテーマは「嘘」と「冗談」と「冗句」について
そもそも、「嘘」というのは「偽り」の言葉。それは使用する過半数の部分ではマイナスのイメージを多く持っている。

そのイメージが先行している部分もあるが、自分としては冗談は多いものの基本的に嘘はつきたくない。あとは自分自身、嘘は付けない性格だからかもしれないが比較的騙されやすいというのもある。
なので、普通の人よりも警戒心が強い部分があったりする。

それもあってか、嘘を必要とする場面で嘘をつけなかったりする為
「正直者は馬鹿を見る」「嘘も方便」という言葉もあるとおり、人よりも人生で損をしているとよく言われる
嘘をつかないというのは良い事ではあるものの、実はそれほど得をしないという実情

IT系のアウトソーシング系企業では持ち合わせているスキルを、時には嘘も交えながら言い回す事で、他企業の面接官を説得して仕事を得るケースが多く存在する。

不思議なもので「嘘から出た真」ということわざもあるとおり、一度発してしまったからには出来ないスキルが出来るようになったりするものである。
考え方によれば、状況に応じて嘘を使い分けていくことで仕事となりえることもある。

ただし、どう考えても出来ない事柄を出来ると言い張り、結局出来なかったにも関わらず「特に問題は無いとい」う事柄に関しては納得がいかない。

「自分が言った事には責任を持つ」というのは大事な話であり、信用も信頼も徐々に無くなっていく可能性は非常に高い。

嘘というのものあるが同じような意味合いで「冗談」「冗句」という言葉もある。

実は「冗句」と「冗談」は少し似ているが、冗句になると意味が異なる。

国語辞典を見てみると分かるが「冗句とは、無駄な言葉」、実は冗句として使っているのは「Joke」の方である。

では「Joke」というのは、どういう言葉なのかというと「聞き手や読み手を笑わせたりする短い短文」を示す。

一方、「冗談」は、ふざけていう言葉と書いてある。
つまり「冗談」や「Joke」は、相手にも嘘だと分かっている場合に使用する言葉となる。

冗談と嘘は紙一重の関係にもあるが、何であれ、嘘をつく際には要注意。

自分は冗談だと思っていても、本当だと勘違いされ嘘呼ばわりされるケースもありえるし、金銭面がかかわるような事柄に関しては、出来るだけ嘘を使わないようにしておかないと後々責任問題になりかねない。

それと、ことわざが示す通り「嘘つきは泥棒の始まり」「嘘の皮が剥がされる」「嘘八百」というのも存在するので、使いどころは間違えないように心がけなくてはならない。

■ライター紹介
【yotua】

高校時代から趣味で小説を書いていたが、言葉の表現に苦しみ最近は全く書けていない。
大学時代に学んだ経済学や心理学の知識なども含め
人の行動や人の考え方を客観的判断し、物の考察を自分なりに考えるようになり、現在に至る。



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