話題の学園ドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』(TBS系列)の主役を演じる成宮寛貴が4月30日放送の「A-Studio」に登場した。これまでの経歴をふり返る中から「バスローブ姿で外出」「五畳の部屋にシャンデリア」など、かなり気になる話題が飛び出した。

成宮寛貴は1982年生まれ。中学生のときに母親を亡くし、その後は祖母と弟との三人暮らしを続けた。学歴は中卒である。「A-Studio」で役者を志望した理由を訊ねられた成宮は「何かやらなくちゃ」と思っていたと答えた。また、大学を卒業した人たちがいずれ自分より良い給料を貰い「抜かれる」のが悔しかったと語る。そんなとき、舞台のオーディションを勧められ、全くの素人ながら2000年に宮本亜門演出の舞台でデビューを果たした。

最初に会ったときから成宮に「何かある」と感じていたという宮本亜門は成宮の才能だけではなく、数々の「奇行」も見抜いていた。当時の成宮は五畳しかない部屋に豪華なシャンデリアを飾り、バスローブ姿で外出していたというのだ。ベランダに置かれた枯れたサボテンを見るに見かねた宮本は植木をプレゼントした。そのときの植木は枯れてしまったそうだ。どこかコミカルながら、彼が平凡ではないことを表すエピソードだろう。

番組の最後で、笑福亭鶴瓶は「すごいものをもっている。まだまだいける」と熱のこもったメッセージを送った。

様々な苦難を乗り越え、TBS金曜ドラマの主役を射とめた成宮寛貴。ときにユーモアのある?行動で人々を魅了する彼の、これからの活躍が楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 KAZUKI)

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