酒井法子容疑者が覚醒剤所持でついに起訴された。彼女はなぜ逮捕されたのか。杓子定規に「やってはいけない」というのではなく、世界的な薬物対処の事例から今回の事件を考察する。


■ 覚醒剤って何?

脳内を刺激する「向精神剤」の一つで、摂取することで脳内にドーパミンを発生させ、脳神経系に作用して心身の働きを一時的に活性化する薬である。風邪薬からや漢方生薬のマオウから作ることもできるそうだ。

実際に使用すると「眠らずに起き続けることができ」「集中力が増す」という説が有力で、「切れ目」といわれる、薬が切れたときの禁断症状の危険性があげられる。肝炎になるという説は「注射器を使いまわすため」であり、歯がぼろぼろになるというのは「歯を磨かずに長時間起きているため」ともいわれており、覚醒剤だけが原因ではないようだ。

子供たちには「一生懸命頑張って成功したら「うれしい!」という強い気持ちが生まれるけれど、この薬は頑張らなくても「うれしい!」という気持ちを作り出すことができる。頑張らなくてもうれしい気持ちになるのだったら、誰もグウタラで何もやらなくなってしまうでしょう」と説明している。

■ 今回分かってしまったこと

酒井法子容疑者の行動を逐一マスコミが報道してくれたので、覚醒剤については色々分かってきた。

・5年以上も覚醒剤を常習しても中毒になり禁断症状が出ることはない
・6日以上逃げ回れば覚醒剤反応を消すことができる
・ 覚醒剤に手を出しても初回ならば逃げ回っても実刑にはならず、執行猶予の可能性の方が高い。

覚醒剤をやると脳に障害が残るので絶対にやらない方が良い。という説がある。


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