絶品パスの久保建英「やりやすい」トラップ悔やむ鈴木唯人も「イメージはあった」新シャドーコンビが手応えの好連携【日本代表】

【キリンカップサッカー2026】日本代表 0-0(PK5-4)エクアドル代表(10月1日/横浜国際総合競技場)
日本代表における“新シャドーコンビ”の可能性を感じさせたワンシーンだった。ともに2001年生まれのMF久保建英(レアル・ソシエダ)とMF鈴木唯人(フライブルク)が、確かな手応えとポテンシャルを示した。
日本代表は10月1日、キリンカップサッカー2026でエクアドル代表と対戦。90分間を0-0で終え、PK戦を5-4で制して勝利した。
この試合において3-4-2-1の2シャドーで先発したのが、同い年の久保と鈴木。前者は数年来のコアメンバーだが、後者が代表定着したのはここ1年半で、9月24日のウルグアイ戦を含めて途中から一緒にプレーする機会は何度かあったものの、スタメンからコンビを組むのは初めてだった。
そんな2人のイメージが見事にシンクロしたのが、後半開始早々の場面だ。敵陣右サイドでDF瀬古歩夢(ル・アーヴル)からパスを受けた久保が、相手を背負いながら鮮やかなターンで前を向く。その瞬間に鈴木は中央へのフェイクを入れ、さらに膨らみながら縦へと抜け出した。
その動きを見逃さなかった久保は、左足で鋭いパスを供給。ピッチコンディションの悪さもあり球足が伸び、鈴木はトラップをミスして悔しそうな表情を見せた。しかし、2人はともにサムアップで合図を送り合うなど、イメージは合っていた印象だ。
「たぶん僕だったらあそこまで良い動き出しはできない」
実際、試合後に久保は、鈴木との連携について「やりやすいです。何回も良い連携がありましたし、似たようなタイプだと僕は思っている」と好感触を口に。さらに「(トラップミスを)本人も悔しがっていましたけど、後半最初の動き出しとか、たぶん僕だったらあそこまで良い動き出しはできない。ああいうところはすごい。得点感覚も鋭いし、僕も見習わないといけないなと思います」と続けた。
鈴木もまた、「彼(久保)がボールを持った時は、なんとなく来る感じも分かる。イメージはお互いあったと思うし、ああいうシーンにいられることが間違いなく良いこと」と語る。トラップについては、「決まるか決まらないかとか、シュートに持っていけるか持っていけないかはそのとき次第」と悔やんだものの、今後に期待を込めた。
南野拓実(モナコ)と三笘薫(ブライトン)を怪我で欠き、久保も故障で2試合目以降を欠場したシャドーは、北中米ワールドカップの日本代表で苦しいやり繰りを強いられた懸案ポジションだった。鎌田大地(クリスタル・パレス)や堂安律(フランクフルト)、伊東純也(ゲンク)、前田大然(イプスウィッチ)、中村敬斗(リヨン)などは他ポジションを兼任してもいるだけに、来年1~2月のアジアカップに向けて久保と鈴木の2001年コンビにかかる期待は大きい。
今シリーズ最終戦となる10月5日のニュージーランド戦(キリンカップ決勝)でも、2人の共演は見られるか。要注目だ。
(ABEMA/サッカー日本代表)
