《紀子さまの喪服の胸元に光る黒リボン》ノルウェー国王葬儀で身につけた“ブローチ”に込められた思い…三笠宮妃百合子さまの本葬でも同じジュエリーを着用した過去
9月9日、ノルウェーの首都オスロにあるオスロ大聖堂で執り行われた前国王ハラルド5世の葬儀に参列した秋篠宮夫妻。紀子さまの喪服の胸元で控えめに輝いていた"ブローチ"が話題になっている。
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この日、紀子さまは黒いセットアップに、漆黒の輝きを放つジェット(黒玉)のネックレスやイヤリング、リボン状のブローチを組み合わせていたが、このブローチをめぐり、SNS上では、〈リボン結びは慶事の結び方。喪服に合わせるのは不適切では?〉など疑問を投げかける声も寄せられていた。
王室ジュエリーを紹介する海外サイトでも「luminous dark bow brooch(光沢のある暗色のリボンブローチ)」と伝えられていたが、正確には、"トリプルループ"と呼ばれるデザインの可能性があるという。
「かねてより紀子さまはリボンをモチーフにしたアイテムがお好みのようですが、今回のブローチは、"トリプルループ"のデザインのようにも見えます。
トリプルループとは、その名の通り、3つのループ(輪)を組み合わせた意匠で、決してほどけない固い結びつきを意味することもある。そんなトリプルループのブローチを身につけることによって、紀子さまは、亡くなったハラルド5世に強い哀悼の意を示そうとしたのかもしれません。
2024年11月に営まれた三笠宮妃百合子さまの『斂葬(れんそう)の儀』の際も、紀子さまは同じものとみられるブローチを着けていらっしゃった。思いを込めた"モーニングジュエリー"であることは間違いなさそうです」
ヨーロッパには古くから、故人を悼むために宝飾品を身につける"モーニングジュエリー(Mourning Jewelry)"の文化がある。前出のファッションライターが続ける。
「日本だと、葬儀に参列する場合は結婚指輪以外のアクセサリーを控えたり、控えめなパールのネックレス程度にとどめるのが一般的です。一方ヨーロッパでは、ジェットやオニキスなど、深い光沢を持つ黒い素材を使ったジュエリーが喪の装いの定番とされています。
トリプルループに限らず、リボンのようなデザインは、モーニングジュエリーとしては珍しくない。実際、今回の葬儀でも、スウェーデンのシルヴィア王妃がリボン形のブローチを着用していました。
かなり大ぶりなアイテムも使われるため、日本人からすると違和感を覚えるかもしれませんが、国や文化が違えば、喪にふさわしい装いの基準も異なります」
一見華やかなデザインにより、思わぬ注目を集めた紀子さまのブローチ。装いに込められた意味を読み解くには、日本のマナーだけでなく、海外の文化にも目を向ける必要がありそうだ。

