広島テレビ放送

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 昨シーズンのカキの大量死を受け、安芸郡坂町沖でカキが育ちやすい環境改善に向けた実証事業が始まりました。

 中国電力の火力発電所から運ばれてきたのは、「Hiビーズ(ハイビーズ)」という灰の加工物です。石炭の灰にセメントと水を混ぜて加工したもので、海底に敷くことで硫化水素の発生が抑えられ、酸素不足の改善が期待できるといいます。

 きょうは「Hiビーズ」を作業船に積み替えたあと、坂町沖のカキいかだがある海域へ運びました。約4万5000平方メートルの海底に、「Hiビーズ」約8000トンを敷き詰め、酸素濃度の変化などを調べます。

■中国電力 池田 陵志 マネージャー
「(カキ)いかだの下でするのは 今回が初めてです。この結果をいろんなところに活用していただいて、さらなる取り組みということでつなげていきたいと思っています」

■坂町漁協 尾崎 拓也 参事
「(今回の実証事業の海域は)海田湾の近くで非常に水質等が悪いところなので、餌の発生とかを促してくれる効果があるので、それによって皆さんがここで安全にカキが作れるようになればと思ってます」

 中国電力と坂町漁協は2027年2月まで調査を続け、カキの成育への効果を検証するということです。

【2026年9月14日 放送】