シントトロイデン・谷口彰悟、日本代表への思い「常に目指したい」も4年後は「正直…まだ定まってない」
サッカーのベルギー1部で日本人選手7人が所属するシントトロイデンは17日、26〜27年シーズン始動会見をオンラインで行い、主将の日本代表DF谷口彰悟(35)が再契約に至った経緯や今季に懸ける意気込みを語った。
「またこのチームの一員として戦えることをうれしく思う。チームの勝利に貢献できるように精いっぱい頑張りたい」
昨季は主将としてチームをけん引し、今季の欧州リーグ予選プレーオフ出場権獲得に貢献。今夏はW杯北中米大会の日本代表に選出され、3試合に出場した。決勝トーナメント1回戦ブラジル戦に敗れ「W杯という大きな大会を終えて(今後について)どうしようかといろいろ考えた」と振り返りながら、再契約するまでの心境を明かした。
「W杯に全てを懸けていたので、そこが終わってしまった喪失感があった。なかなか次を考えられないといういか…。そういう期間があった。徐々に考え出して自分の中でいろんな選択肢があったけど、一番は自分が何をやりたいのか、自分がどうしたいのかを素直になって考えた。まだまだ欧州でできることがあるんじゃないかなと(思った)。昨シーズン、自分たちでこの欧州リーグのプレーオフ出場権を獲得できて、そのチャンスを生かしたいなという気持ちが上回ったことが決断の大きな決め手の一つだった」
日本代表に対する現在の心境や思いについては「サッカーを続ける以上、日本代表を常に意識したいし、目指したいと思っている」と明言。今秋にはW杯後初の代表活動があり「9、10月シリーズは(招集メンバーに)入りたいなという気持ちでいる。そこを頭に置きながらベルギーリーグと欧州の大会を戦っていきたい」と意気込んだ。
日の丸への思いを語りつつ、4年後のW杯については「正直、今すぐに“4年後を目指します”と言い切れるとは思ってない」。スペイン、ポルトガル、モロッコで共催される30年大会は38歳で迎えることになる。「年齢も年齢なので、まだ定まってない」とし、「そこを目指すことの大変さも分かっているし、目指すことによる充実感も分かっている。ただ、まだまだ見えなさすぎて、自分の中で“そこ(4年後もW杯)に行きます!”とは言い切れない」と語った。
それでも、35歳で迎える今季も欧州で力を発揮できる手応えはある。20日には欧州リーグ予選プレーオフ第1戦・オモニア戦(キプロス)も控えており「自分もまだまだできる自信はある。目の前の活動を意識してやっていきたい」と自らに言い聞かせるように話した。

