ノリに乗ってる光岡の「アメリカンテイスト」シリーズに新モデルが投入される! ロードスターベースのオープンか!?

この記事をまとめると
■光岡は日本で10番目に国から認可を受けた自動車メーカーだ
■最近ではアメ車テイストのクルマを多数リリースし好評を得ている
■新モデルが2026年11月に登場予定だ
光岡が新たな車両の販売を予告
日本にはいくつもの自動車メーカーがある。そのなかでも乗用車の販売をメインとしている8社【トヨタ自動車・本田技研工業(ホンダ)・日産自動車・スズキ・マツダ・SUBARU(スバル)・三菱自動車工業・ダイハツ工業】が、広く知られたメーカーだ。ここに商用車をメインとするいすゞや三菱ふそうなどを入れるとさらに増える。

それらの自動車メーカーのなかで異色な存在が、光岡自動車だ。日本では10番目に認可を受けたれっきとした自動車メーカーであり、本社を富山県に置く1968年創業の老舗である。
なお、認可を受けたのは1996年のことで、自社開発の自動車であるライトウェイトスポーツカー、「Zero1」が当時の運輸省の型式認証を取得し、自動車メーカーとして認可された。光岡の前、9番目に認可を受けたのは意外にもホンダであった。二輪をルーツに持つだけに、自動車産業に関しては後発の企業だったのだ。光岡はホンダ以来、32年ぶりの新規参入となる自動車メーカーで当時話題になった。

ただ、この光岡の面白いところは、エンジンやミッション、モノコックといったクルマの基幹部を自社で開発することはあまりなく、他社で生産されたクルマをベースに、独自のアレンジを加えて販売するという手法をメインとしているところだ。わかりやすくいってしまえば、オリジナルのボディキットを装着したコンプリートカーの販売が得意という感じだろうか。

なかでも代表的なのが、日産マーチやトヨタ・ヤリスをベースとしたビュートという、クラシックなデザインが光るオシャレで可愛いモデルだ。こちらはベストセラーで、1993年からベース車を変えながら長年販売されている。そのほかにも、ロードスターをベースにしたヒミコや、シルビア(S13/S15)をベースにしたラ・セード、さらには1度見たら忘れられない衝撃デザインをまとったスーパーカーチックなオロチなどなど、独創性に溢れたクルマを多数展開してきた。また、特装車も得意としており、霊柩車も同社の代表作だ。

待望の新モデルが11月に発表予定!
そんな光岡ではここ数年、クラシカルな見た目から一転、アメ車チックなスポーツモデルが数多く誕生している。その第1弾ともいえるのが、マツダ・ロードスターをベースとしたロックスターだ。ロードスターといわれなければわからない、アメリカンスポーツっぽいその見た目は当時大きな話題となり、早々に完売するという大ヒット作に。

その後、トヨタ RAV4をベースとしたアメリカンSUVテイストのバディ、ホンダ・シビックをベースにしたマッスルカーテイストのM55などを次々と発表。どれも発表するやいなや早々に完売するなど、売れに売れているシリーズだ。
バディ誕生当時、筆者が関係者にインタビューした際は、「ロックスターを開発する前に、社内の若手から『アメ車っぽいのやりましょう!』といわれたんですが、正直あまり乗り気じゃなかったんです。いままでの光岡のテイストと全然違いますし。ただ、ディスカッションを経ていざ商品化に踏み切ったらこの反応で……いまではやってよかったと思ってます」と語る場面もあっただけに、光岡にとってロックスターは、大きな転換点になったといっても過言ではない。

さて、そんな光岡は、先日M55の6速MTモデルの限定車「M55 RS」をリリースしたばかりであるが、ここにきてなんと新シリーズを発表。それも、人気のM55シリーズかと思いきや、ティザー画像を見ると、オープンモデルではないか!?
デザインスケッチ、それもラフのみなのであまりイメージが湧かないが、ベース車はいまどきオープンモデルもそう多くないことから、マツダ・ロードスターだろうか? コペンは軽自動車という特性上、ホイールベースがかなり短いので、その線は薄いだろう。フロントバンパーが特徴的なスラントノーズとなっていることからも、日産のフェアレディZという線もありえるが、キャビンの位置を考えると、やはりロードスターが濃厚だ。

そもそも光岡は、ベース車の色をなるべく消す設計をしているので、フロントバンパーの形状のスケッチを見たところで、あまり意味はないのだが……。大ヒットし、買えない人が続出したというロックスターの新モデル、もしくは復刻という線も予想できる。一方で、ここ最近のアメ車テイストではないまったく新しいコンセプトも考えられる。
光岡ではこの新モデルのティザー画像を、2026年7月に第2弾、8月に第3弾、9月に第4弾、そして11月に正規発表といった段階を踏んで、順次公開するとしている。
次はどんなクルマで業界を賑わせてくれるのか、光岡の次なる仕掛けに注目だ。
