終演後には人生初のサイン会を開催
 5月2日に世界初となる携帯電話向けビデオクリップ配信シングル「passion cachee(パッション・カシェ)〜秘めた思い〜」でデビューを果たした新鋭ヴァイオリニスト、宮本笑里(みやもと・えみり)。デビュー日となった2日には、東京国際フォーラムで開催中のクラシック最大の祭典ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2007に出演。演奏後には自身初のサイン会を行った。

 平日にも関わらず、この日2回目の演奏会場となった展示ホールで、ステージ四方を取り囲んだ500強の客席はほぼ満席。宮本は淡いピンクのドレスを身にまとい、黒髪をなびかせて登場すると、ピアノ伴奏とともに「スラヴ幻想曲」、デビュー曲「passion cachee(パッション・カシェ)〜秘めた思い〜」と続き、最後は「ボロディン作曲:ダッタン人の踊り(歌劇「イーゴリ公」より)」の3曲を優雅かつしなやかに、時に力強く披露。演奏が始まるとさらに人が集まり始め、演奏後には通り掛かった立ち見の観客からも大きな拍手が送られていた。

 終演後にはCD購入者を対象に、人生初となるサイン会を開催。50名ほどの人が行列をなし、彼女とひと時の会話を楽しんでいた。その周囲には多くの人垣ができ、彼女の美貌を写真に収めようとカメラや携帯電話を構える人の姿も数多く見られた。のだめオーケストラのメンバーとしても活躍している彼女は現在、全国14ヶ所20公演のツアー「live image 6 six」にオーケストラメンバーとして参加。5月27日の愛知県芸術劇場・大ホールで最終公演を迎える。

宮本笑里のだめオーケストラ - アーティスト情報
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭 2007

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