ダサい中年男性はだいたい陥る“流行を追っているつもりが「近所のオジサン化」する”夏のNGコーデ3選
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第575回をよろしくお願いします。
◆“イケてない”量産型ファッション
「なんか服に気を遣ってんだろうけど……イマイチ垢抜けないよな」
そんな人、意外といますよね? 今日はそんな「“イケてない”量産型ファッション」をご紹介しつつ、オシャレに見せるためのちょっとだけ変えるポイントも合わせてお教えしましょう。
オーバーサイズのリンガーネックT。最近流行りのジョーツ(ハーフ丈のデニムパンツ)。セルフレームのメガネにシャワーサンダル。どれも流行から外れているわけではありません。
特にトップス、ボトムスのシルエットや色使いなどは今の旬とも言えるもの。しかしながら何も考えず組み合わせていくと、こんなふうに「くたびれたオジサン」に見えることも……。
なかでも30を過ぎたおじさんは要注意! 10〜20代くらいの若くハリのある男性なら、正直どんな組み合わせをしてもそれなりに見えます。しかし、おじさんともなると清潔感は失われ、体型は衰えていき、薄毛、たるみ、シワといったマイナス要素がそれなりに出てきます。
これらをカバーするために、ファッションコーディネートは少し工夫する必要があります。若い子と同じアイテムを着て、同じように格好良くなるわけがありません。
◆ファッションの改善方法は…
まずは色を整える。夏はTシャツ、短パン、サンダルとカジュアルなアイテムだらけでコーディネートしがちです。だからといって「スラックスを履け」「革靴を選べ」「ジャケットを羽織れ」などは、南国化する日本の夏ではもはや不可能。そこで、色だけでもフォーマルな印象を持たせましょう。
流行のジョーツは「黒」を選ぶのが吉。また、この手のハーフパンツは「素肌が見える面積を小さくする」ことで、清潔感と脚長効果を作れます。ソックスも黒を選び、サンダルも黒を選ぶことで、夏らしいスタイリングですが、きちんと大人っぽさも作れてトレンド感もしっかり出せます。
◆どうしても「インディゴ」が穿きたい人は…
どうしても「インディゴ」が穿きたいならば、トップスを少しフォーマルにしてシャツなどを選ぶと良いでしょう。
もちろん半袖シャツなどでも良いですが、長袖を選ぶとさらに大人っぽさがプラスできます。そもそも半袖はドレスウェアにはないアイテムですから、長袖と半袖には印象の差がかなりあります。半袖は涼しくなる反面、実用性が強調されフォーマル感は減ってしまうのです。
そこで、リネン素材などの通気性の高いものを使ったオープンカラーシャツがおすすめ。薄手のリネンシャツは半袖Tシャツのような通気性もあり、袖を少しまくれば十分夏のスタイリングに使えます。
また、胸元はレギュラーカラーではなく開いたオープンカラーにすることで、快適で軽快な印象に。インディゴのハーフパンツを使うなら、トップスを少しドレスに寄せるのがセオリーです。
◆男性にはウケるけど、女性には…
流行のヴィンテージスタイルは男性ウケ抜群。ダメージ加工をしてあるTシャツに、土臭く色落ちされたデニム、そこにサンダルなどは、いかにも今の時代っぽく、メンズの一つの正解とも言えるでしょう。
しかしながら、この手の着こなしを10〜20代の男の子が実践するのと、30を過ぎたおじさんがするのとでは大違い。若い男の子なら肌もツルツルで、清潔感を十分表現できますが、おじさんともなると「古着×古着×サンダル」では汚らしく見えてしまいます。
