今季開幕前にユベントスから脱出した監督・選手が7日、欧州CLの舞台から全員姿を消した。カルチョ・スキャンダルの影響により、関連クラブで唯一“セリエB降格”処分を受けた名門ユベントスからの脱出。移籍を決断した理由は三者三様だろが、ユベントスを去る原因として「欧州CLへ出場したい」と公言した選手もいた。“ユーベ脱出組”の全敗を、9日付のガゼッタ・デッロ・スポルト紙は「なんてこった・・・。ユーベを見捨てた選手、欧州を去る」と大きく報道した。

早々とユベントスに見切りを付けたカペッロ監督を筆頭にカンナバーロ、エメルソンのレアル・マドリー勢。トゥラム、ザンブロッタのバルセロナ勢に加えてイブラヒモビッチ、ビエィラのインテル勢。監督・選手計7人の“ユーベ脱出組”が決勝トーナメント1回戦(第2戦)終了とともに、欧州CLの舞台から姿を消す結末を迎えた。

佐藤 貴洋