6日チャンピオンズリーグ(CL)に敗退したリヨンの主将ジュニーニョが試合後、レキップ紙に心境を語った。

 ジュニーニョは「落胆しているが、(敗戦が)今後若手がCLで優勝するときのために役立てばいい。このクラブで自分は数々の貴重な場面を経験した。CL優勝は最大の目標だったが、こうして敗れ去った。いまとなっては、自分がその目標に到達するのは難しいだろう」と、闘志が燃え尽きてしまったかのように語った。

 さらに「このチームは安定力に欠ける。相手にスペースを与えすぎる。前はこうじゃなかった。いまは誰もが我々の弱点を知っている」とすっかり弱気になっている感がある。一昨年にCL準々決勝でPSVに敗れ、悔し涙を流したジュニーニョとは別人のようなあきらめの発言は、首位を守っているとはいえ、年明けからなかなか調子の波に乗れないチーム状態を象徴しているのかも知れない。