フランス代表のドメネク監督が5日、フランス・サッカー連盟の公式サイト上で、6日と7日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第2試合を控えるリヨンとリールに声援を送った。

 ドメネク監督は、ホームの第1試合でマンチェスター・ユナイテッドの意表をつく速攻のフリーキックに惜しくも敗れたリールについて、「不公平に対する怒りと反抗心がリールにはある。これがポジティブに出る可能性がある」と分析した。

 リールにとって重要なのは「できるだけ長く持ちこたえること」とアドバイスを送るドメネク監督。「マンチェスターは早く得点して楽になるために猛攻を仕掛けてくるだろう」と予想している。ただし最後に「英国人よ、注意せよ」と一言付け加え、リールの実力が十分であることを強調した。

 ドメネク監督は6日、リヨンのホームで行なわれるリヨン対ASローマ戦を観戦する予定。試合はリヨンが有利との見方だ。