物価高騰が続くなか、家計への悩みは尽きません…。今回はよくある家計の疑問に、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんがQ&A形式でアドバイス。「今できること」と、「老後のためにできること」の2パターンに分けて紹介します。

Q.【今できること】固定費で見落としがちな費目はなんですか

A.なんとなく継続しているサブスクは「必要なときだけ」。

【写真】投資バランス

観たいドラマがあって契約した動画配信サービスを、ドラマ終了後もなんとなく継続するなど、サブスクは1回契約すると放置されがち。利用するときだけ契約して、使わなくなったら解約しましょう。

Q.【今できること】節約がうまくいきません…!

A.1つの費目を削るのではなく、各費目から細かく調整して。

1つの費目をガツンと減らすのは難しいので、食費を2000円、外食費を2000円、日用雑貨費を1000円…と各費目を少しずつ減額していきましょう。ちりも積もればで、思った以上に節約効果を発揮しますよ。

Q.【今できること】月の貯蓄分を全部NISAに回した方がいい?

A.投資を始めるなら先に年収の半分の貯金を確保。

これから投資を始める人は、まずは年収の半分と、近いうちにかかることがわかっている費用を現金・または貯金で確保しましょう。投資だけだと、値下がり局面でお金が必要になった場合、苦しくなります。

貯蓄に回せるお金が3万円の場合、初めは投資に1万円、現預金に2万円に。慣れてきたら、1万5000円ずつにするといいですよ。

Q.【老後のために】どのタイミングで老後資金を考えたらいい?

A.50歳を迎えたら、年金見込額の把握を。

年1回、誕生月に送られて来る「ねんきん定期便」で年金額を確認。50歳以降は、このまま60歳まで保険料を払い続けたときの年金見込額が記載されます。これをベースに老後のやりくり計画を立てましょう。

Q.【老後のために】老後はいくらあれば生活できますか?

A.決まった金額はナシ! 現在の生活費から逆算を。

住宅ローンや教育費などの現在の家計から必要ではなくなるもの、反対に、医療費などの増えそうなものを調整して、老後の家計をイメージ。そのためには、まずは現在の家計をきちんと把握することが大切です。

Q.【老後のために】老後は予期せぬ出費がありそうで怖いです

A.特別支出は年50万円を見込んで。

老後の特別支出は現在の出費をもとに見積もります。固定資産税や自動車税、自動車保険、火災保険などで、最低でも、年50万円程度を見込んでおくと、急な出費が発生してもあわてずにすみますよ。

●特別支出の例

・インプラント:1本40万円程度

・白内障治療:60〜120万円

・家のリフォーム代:100〜300万円