『ライオンの隠れ家』第6話は「すべての真相が見えてくる回」 松本Pによる第5話撮影秘話も
柳楽優弥主演ドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)第6話の放送に向けて、松本友香プロデューサーのコメントが公開された。
参考:『ライオンの隠れ家』小森家3人の関係がこの上なく愛おしい “不在”の尾野真千子の存在感
本作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人と坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人の兄弟が、突然現れた「ライオン」「風神」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンスドラマ。
『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)や『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)シリーズの徳尾浩司と、今作が連続ドラマデビュー作となる新人・一戸慶乃が共同で脚本を手がけている。
柳楽、坂東のほか、齋藤飛鳥、佐藤大空(子役)、柿澤勇人 、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理、尾野真千子がキャストに名を連ねている。
松本プロデューサーは第5話について、「感動の鳥肌でした」と柳楽の芝居を絶賛し、洸人(柳楽優弥)の「なんなんだよ、疲れるな」の台詞について、「全て汲み取って吐き出した柳楽さんのお芝居は本当にその場所に生きる洸人でしたし、感動の鳥肌でした」と大絶賛。
第6話ついては、「なぜあの悲劇が起きたのか、美央(齋藤飛鳥)が起こした行動の理由、そしてライオン(佐藤大空)が小森家に来ることになったあの日からのすべての真相が見えてくる回です」と語り、「ライオンの今の姿をしっかり目に焼き付けてほしいです」と意味深なコメントを寄せた。
●松本友香(プロデューサー)コメント・第5話撮影裏話放送後、素敵な反響を頂いた洸人の「なんなんだよ、疲れるな」の台詞には、私も監督もものすごい思い入れがありました。たった一言ボソッと言う言葉ですが、その台詞に「弟への慈愛」「ライオンへの父性の目覚め」「2人の関係の成長に対する安堵」そしてルーティンから外れ新しい景色を見ることを決めたことで感じる「物理的な体力消耗」「精神の揺らぎ」みたいな、洸人が今抱える全感情を入れたいと思いました。脚本打ち合わせでは、その感情を全て込めて一言吐き出すならどういう台詞がいいのか、なかなかしっくりくるものが最初は見つからず、煮詰まり、そこだけで30分くらいみんなで考えたと思います。この時くらいからこのチームの本打ちでは、考えが煮詰まった時は、みんなでしっくりくる言葉が見つかるまで、脚本家チームと監督とPで大喜利大会をするようになりました。みんなでどんどん出し合い、最終的にしっくりきたのがこれでした。その込められた意味や想いを全て汲み取って吐き出した柳楽さんのお芝居は本当にその場所に生きる洸人でしたし、感動の鳥肌でした。そのシーンを皆様がお気に入りのシーンと言って感想を多く寄せてくださり心から嬉しかったです!
・第6話みどころ&注目ポイント「怖い、来る、お願いライオンをママと会わせてあげて!」と願った5話の結末の続きから始まり、なぜあの悲劇が起きたのか、美央(齋藤飛鳥)が起こした行動の理由、そしてライオン(佐藤大空)が小森家に来ることになったあの日からのすべての真相が見えてくる回です。また洸人(柳楽優弥)、美路人(坂東龍汰)、ライオンの絆を再確認する回でもあります。ライオンくんファンの皆様には、ライオンの今の姿をしっかり目に焼き付けてほしいです。その理由はこの話の後半で明かされます!
(文=リアルサウンド編集部)