VARで判明!ゴラッソを生んだ久保建英のギリギリラインブレイクが話題に「手首だけ前」「ちゃんと見てるね」
【ラ・リーガ】セビージャ0−2ソシエダ(日本時間11月4日/サンチェス・ピスファン)
久保建英がセビージャ戦でゴラッソを決めることができたのは、オフサイドをめぐったギリギリでの駆け引きに勝利したことが大きな要因としてあった。
久保が所属するソシエダは日本時間11月4日にセビージャと対戦。ともにボトムハーフに沈む苦しいシーズンを送っている中で、試合の均衡を破るゴールを決めたのは3試合ぶりにリーグ戦で先発に名を連ねた日本代表MFだった。
スコアレスで迎えた34分、味方選手からのパスに裏へと抜け出した久保は、得意のカットインで対峙したセビージャDFアドリア・ペドロサを振り切ってから左足を一閃。相手GKが一歩も動けないゴラッソを叩き込んだ。
この得点後に話題を呼んだのが39分の場面だ。試合が止まったことでVARの映像が紹介されると、得点シーンで久保がみせた裏への抜け出しが、かなり際どいものだったことが明らかとなった。
セビージャの最終ラインでプレーする選手の足の位置がオフサイドラインとなる中で、久保は彼らとほぼ平行の位置にいた。VARの映像によると、オフサイドの対象とならない手首のみオフサイドラインよりも前に出ており、かなりギリギリでの駆け引きが行われていたことが証明された。
このリプレイ映像を見た視聴者は「すげー!ラインギリギリ!」「ちゃんとライン見てるね」とコメント。解説を務めた佐藤勇人氏も「しっかりとラインを見ながら我慢しましたね」と、久保のラインブレイクをめぐる駆け引きを評価していた。
試合はこの久保のゴールが決勝点となり、ソシエダが2-0で勝利。一時は残留圏ギリギリの16位まで沈んでいたが、トップハーフの10位まで順位を上げている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)