【ソフトバンク】パ王者がまさかの日本シリーズ敗退…有原航平3回4失点KO「まだまだ練習必要」
◆SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(3日・横浜)
今季パ・リーグ1位のソフトバンクが、対戦成績2勝3敗で迎えた日本シリーズ(S)第6戦でセ・リーグ3位のDeNAに敗れ、20年以来4年ぶりの日本一奪還を逃した。今S第1戦で7回無失点の好投を見せたエース・有原航平が中7日のマウンドに上がったが、3回6安打3四死球4失点で無念のノックアウトとなった。
両軍無得点の2回先頭、5番・筒香との“元メジャーリーガー対決”で中越え本塁打を浴び、先取点を献上。なおも2死二、三塁からは1番・桑原に左前2点打を許し、この回3点を失った。
0―3の3回には、安打と四死球で2死満塁のピンチを招くと、8番・森敬に痛恨の押し出し四球。今季最多勝(14勝)右腕が、3回6失点となった8月10日楽天戦(みずほペイペイ)以来となる3回KOを喫し、崖っぷちのチームに流れを呼び込めなかった。
試合後、有原は「最後はやっぱり、いい形で終わりたかった…」とまさかの敗退に言葉少な。「きょうの試合内容を見て、まだまだ練習をする必要がある、と再認識した。なんとか次、こういう時にはいいピッチングをしなきゃいけない。来年、もっとレベルアップできるように」と悔しさをにじませながら、1年後のリベンジを誓った。