撮影中に食べ過ぎて7キロ太ったことを明かした菅田将暉 (C)ORICON NewS inc.

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 菅田将暉が2日、都内で開かれた映画『サンセット・サンライズ』(2025年1月17日公開)の舞台あいさつに登場した。撮影での食事シーンを振り返り、お気に入りだった食材を紹介した。

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 観客から「食事のシーンが多い」ことを指摘された菅田は「食べ過ぎるくらいおいしくて。撮影中に7キロ太ったんですよ」と告白。さらに印象に残ったものとして「ハーモニカ」と「もうかの星」を挙げた。「ハーモニカ」はメカジキの背びれ部分から取れる希少部位で焼いたり煮たりして食べるもので、それが特にお気に入りだったようで「今でもネットで注文して食べてます」と話した。

 また、サメの心臓を生でごま油とお塩で食べる「もうかの星」については「現場で誰かが食べておいしいってそれから脚本に反映されたんですよ」と撮影の裏話も明かしていた。

 岸善幸監督も「下見に行って菅田さんが食べる料理が全部食べました。せっかく食べるなら地元のものがいいなということで、自分が食べておいしかったものを(脚本の)宮藤(官九郎)さんと相談して、料理を変えてもらったりしました」と振り返った。

 “移住”をテーマに、現代に生きる人びとの「新しい幸せのカタチ」を描く。楡周平氏の同名小説を原作に、宮藤氏の脚本、岸監督により、都会から移住したサラリーマンと宮城県・南三陸で生きる住民の交流や、人びとの力強さや温かさを映し出した。また、コロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題にも触れながら、ユーモアたっぷりに描いたヒューマン・コメディ。